首の痛み・寝違え

急な首の痛み、寝違えの症状にお困りではありませんか？

• 朝起きたときに首が回らない、動かせない
• 振り向こうとすると首に激痛が走る
• 首を動かすと肩や腕にまで痛みが響く
• 頭痛やめまいも一緒に起こっている
• 首の痛みで集中力が続かない

首の痛み・寝違えは、痛めてすぐの適切な施術で改善するスピードが変わります。悪化や慢性化も適切な対応で、避けられます。
初期に、なるべく早く適切な施術を受けることをしていれば、数週間も痛みが続くような状態になることも避けられます。
川崎市にお住まいの方ならば、初期の適切な首の痛み施術に定評のある京町さくら鍼灸接骨院へご相談ください。

急性首痛・寝違えの原因

首の痛みや寝違えは、首、肩、背中、胸の筋肉のどこかが「伸びる、切れる、腫れる」ことで痛みが起こります。
首の筋肉はいくつもの筋肉が支え合っているため、痛めた以外の筋肉にも痙攣（けいれん）や硬直といった負担がかかってしまいます。痛めた直後はそれが特に大きく「首が回らない、動かせない」といった運動障害となって出てきます。
初期の施術は、強い痛みや痛めた筋肉と周囲の筋肉の痙攣を取り除き、自分の力で首を動かし、日常生活に支障のない状態までの回復をめざします。
急性の首の痛みで首の動きが制限され、首と首を支える筋肉が衰え、慢性的な首の痛みとなってしまうことを防ぐためにも、痛めてしまってすぐの施術で、きつい痛みを取り、炎症を抑え、その日のうちに回復を促進させることを第一に考えます。
一回で完全に回復するわけではありません。痛めた筋肉や周辺の筋肉靭帯へのケアで損傷を改善し、更に柔軟性のある健康な身体をめざします。
痛めた直後に適切な施術ができているかどうかでは、回復するスピードはうんと早くなるのです。
そのため、少しでも早くご相談いただくことをお勧めいたします。

首の痛み・寝違えの施術内容と考え方

京町さくら鍼灸接骨院では、首を痛めて間もない場合と数日、数週間経ってからの施術は異なる手法を用いております。
同じ首の痛みといっても、痛めた時期・場所・症状によって、施術する箇所も方法も変わるからです。
当院では、痛みのトリガーとなっている部位を探し出し、手技を用いてピンポイントで施術を行います。また、原因と考えられるマルアライメントや疼痛誘発動作を探り出し姿勢調整や生活指導などの根本治療にも取り組みます。
痛みの要因を大きく①筋性 ②関節性 ③神経性 の3つに分類し、それぞれの疼痛の原因に応じた施術方法を用いています。
頸部は神経・血管が多く通過するデリケートな部分であり、患部への刺激は最小限にアライメント調整に重点をおいています。円背で頭部が前方に偏位しているケースでは胸郭拡大巻き肩に対してのアプローチ・胸椎前弯調整・横隔膜調整なども行います。

当院の腰痛治療の３つのポイント

ポイント１　痛めた直後は骨、筋肉を強引に動かさないで治療する最新のスポーツ医学の常識に沿った治療を行います。

痛めた直後は安静が基本です。
寝違えなど急に痛くなった場合は、筋肉に炎症、腫れ、硬直の順に変化が起こります。この時、外から力を加えると炎症と腫れを悪化させますので、出来るだけ動かさずに炎症と腫れを鎮めることで痛みを抑え、回復を早めます。
痛めた直後の首の骨格矯正、低周波電気で患部の筋肉を動かすことは逆効果となるため、当院では行いません。
ただ、状況に応じて、首の周辺の筋肉を動かすことはあります。
動けない状態は非常に危険です。筋肉は同じ態勢でいると必ずどこかの筋肉に緊張と硬直が出て、負担になり、慢性化を招く可能性が高くなるからです。

ポイント２　首以外を正常に保つことで首を支えるトータル施術。

寝違えの場合は、肩や背中、胸の筋肉にも負担がかかっています。これらは痛めた反動で硬直していることが多く、炎症はしていないため、直後でもマッサージなどの手技施術が可能です。
首の周辺の筋肉を正常に使えるようにすることで、痛めた首をしっかりと支える天然のサポートの役割を取り戻します。
首だけでなく、肩、背中、胸部への施術を行います。首に関わる筋肉はこれらの動きに連動して負荷がかかるからです。

ポイント３　再発防止まで踏まえた施術＋運動療法

痛みが緩和しだしたころから、運動療法を取り入れて再発防止を踏まえた施術を追加してゆきます。骨格矯正、筋肉の緩和では筋力が付くことはありません。
再び再発しないためにも健康な首を支える柔軟な筋力をつくることをご提案します。
痛みが緩和して、おしまいではなく、再発防止まで対応する必要があります。安静にしていればいるほど筋肉の硬直が強く柔軟性が失われます。運動療法で健康体を取り戻す必要があります。

首の痛み・寝違えの施術内容

特殊電気治療機器（痛めた直後の炎症や強い痛みがある場合）

当院では、超音波治療機器やハイボルテージ治療機器を使い、より早く強い痛みを緩和し炎症を鎮めることで、早い回復を促します。
超音波治療器は、痛めた筋肉に負担を掛けずに血行を促進して、細胞単位での回復を早める効果があるため受傷直後の、「痛みがある場所」を周囲の筋肉を動かさずに腫れや炎症を鎮めたい場合に用いる施術です。
鎮痛効果の高い施術として強い痛み、腕や手にしびれの症状が出ている場合には、ハイボルテージ治療機器を用いて回復を促すことも行います。
状態に合わせて、特殊な電気機器を使い分けて施術をいたします。 ※プライバシーに配慮した個別スペースでの施術となります。

首の痛みを取り除き、負担のない体に戻す手技施術

首の痛みは、「首だけを治したらそれですべて良し」という施術では首の痛みを繰り返してしまいます。首を支える多くの筋肉、肩や背中、胸の筋肉と密接な関係があります。
痛めた首と負担のかかっている周囲の筋肉を緩めることで、痛みを緩和し、悪化や再発をさせないために手技による調整をメインで行っております。
患者さまの痛みや症状に合わせて、施術ができるため、けがの直後から回復のサポート、ケアまで、手による施術を中心に行います。痛めて動かせないような寝違えでもその日に首を動かせるように機能を取り戻すには、首＋αの箇所の筋力の緊張をなくすことで、痛みが多少あるが動くことができる状態にまで持って行けることが可能です。
首の大きな痛みが取れても、首を支える肩や背中、胸の筋肉に硬直が残っていると、短期間で再び痛めてしまう可能性を高めてしまいます。
再発を繰り返すと頚椎椎間板ヘルニアやストレートネックなどの重度の首の障害を作ってしまう可能性があるので、首部だけの電気治療などで痛みを抑え込む首の痛み施術は当院では行っていません。

低周波治療機器（筋肉の機能回復、手技施術を高める）

痛めた筋肉、また、その周辺の筋肉を動かし血行の促進や運動機能の維持を目的に、低周波治療機器を用います。
動かすことによる筋肉の硬直を取り除き血行を促進させる方法ですので、慢性的な首の痛みなど頑固な症状の際にも使用します。
当院では、この低周波治療機器を筋肉や体の改善、手技治療効果を上げる補佐的な役割と痛めた個所を含めた首を支える筋肉のケアのために行う施術です。

再発を起こさせないための運動指導

当院が目指すのは、痛みを作らない身体づくりです。
特に、首の痛みは、繰り返してしまい持病になりやすいです。もう、二度と同じ痛みをしてほしくないとの思いで、再発防止のためのケアにも力を入れています。
きちんとケアをすることで痛みを完全に取り除き、再発防止のための運動やストレッチなども、その人の体の状態に合わせて行うことでしっかりと首の痛みが再発しない体を作ることまでを当院の首の痛みの施術の考え方です。

当院の首の痛み・寝違えに対する総合的な施術アプローチ

当院では、首の痛み・寝違えに対して以下の施術方法を組み合わせた総合的なアプローチを行っています。

マッサージ療法では、首を支える肩、背中、胸部の筋肉の緊張を丁寧に緩和し、血行促進と筋肉の柔軟性回復を図ります。患部に直接負担をかけることなく、周辺筋肉から段階的にアプローチすることで、安全かつ効果的な改善を目指します。

鍼治療は、深部の筋肉や神経にアプローチし、炎症の抑制と痛みの軽減に高い効果を発揮します。特に慢性的な首の痛みや神経性の症状に対しては、鍼による施術が根本的な改善をもたらします。

ハイボルト治療は、急性期の強い痛みや炎症に対して即効性のある施術です。深部組織まで到達する特殊な電気刺激により、痛みの軽減と治癒促進を同時に行います。

超音波治療では、患部を動かすことなく深部の血行を促進し、細胞レベルでの回復を促進します。特に受傷直後の腫れや炎症の改善に効果的です。

ストレッチ療法は、回復期から予防期にかけて重要な役割を果たします。首の可動域を段階的に回復させ、筋肉の柔軟性を取り戻すことで、再発防止に大きく貢献します。

テーピングにより、施術後の患部を適切に保護し、正しい姿勢を維持しながら日常生活を送ることができます。また、筋肉の動きをサポートし、治癒過程を促進する効果もあります。
これらの施術方法を患者さまの症状、痛みの程度、発症からの経過時間に応じて適切に組み合わせることで、最も効果的な治療を提供いたします。